多摩管ブログ

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ブルックナー・ツアー

      【ブルックナー】への旅 連載 第7回

ブルックナーの棺に祈りを捧げたあと、
建物内の他の場所を見てまわりました。

ハプスブルグ王家の王族が訪問したときに
泊った客室などを案内している時に、
ガイドの女性が、

「貴方はブルックナーにご興味があるようですから、
 この回廊の突き当たりに先に行ってもらって結構です。
 そこにブルックナー・ルームがありますから」

と言ってくれました。

行ってみると二つの小部屋の一つは、
ブルックナーが生前使っていたピアノや家具が置かれており、
もう一つの部屋には彼の臨終のベッドがありました。

7-1
(上写真:ブルックナーが作曲に使っていたピアノや家具。
 とても質素、簡素なものです。)

(下写真:臨終のベッド)
7-2

これらは、彼が教職をしていて病に倒れたウィーンから
没後運ばれたものです。

同時代に既に人気の高かったワーグナーやブラームスと比較すると、
全く地味で目立たない存在だったこの作曲家の
私生活面での質素さを目の当たりにした気がしました。

 

ワーグナーもブラームスもその前のベートーヴェンも
音楽の都ウィーンで活躍をしたとはいえドイツの作曲家です。

それに対してブルックナーはリンツの郊外で生まれ、
セント・フローリアン教会とその後リンツ大聖堂の
オルガニストとして地位を築きました。

私の訪れたリンツ界隈のみならず
オーストリア人が心底誇りにしている音楽家です。

修道院の売店で、
オーストリア政府がブルックナーの没後100年(1996年)を記念して発行した
(本物の)切手が貼ってある絵葉書に出会いました!
(下写真:ブルックナー没後100年記念絵葉書)

ブルックナー没後100年記念絵葉書

大きなブルックナー・オルガンのデザインです。

多摩管の全団員にお土産にと思いましたが
お店の在庫が50枚弱で、全部買い占めたものの、
帰国後全員にはまわりませんでした。

 

[次回連載第8回は28日(月)掲載予定です]

ブルックナー】への旅
はじめに。
第1回 無縁だったブルックナー 
第2回  セント・フローリアン修道院ホテル予約
第3回  灼熱のオーストリー
第4回  美しい街と寺院
第5回  修道院の夜
第6回 お墓参り
第7回 ブルックナー・ツアー

JUGEMテーマ:オーケストラ

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