多摩管ブログ

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灼熱のオーストリー

      【ブルックナー】への旅 連載 第3回

今年の6月は、欧州が異常気象に見舞われ、
我々の訪問予定地であるブダペストやプラハやザルツブルグの街が
洪水被害に会ったと報道されていました。

その後に来たのが猛暑です。

ウィーンで幸いにも
ウィーン国立歌劇場のオペラ・チケットをゲットできたのですが、
オーケストラ・ピットの楽団員が全員上着を脱いで、
ワイシャツ姿で演奏したほどでした。
(写真:ウィーン国立歌劇場:本番前の楽団員のシャツ姿)

ウィーン・フィルin white shirts


由緒あるウィーン・フィルの演奏で、これは
本当に珍しいとのことです。

 

リンツに向かう列車は途中線路が水没しているということで、
一部区間、乗客は列車を降ろされバス輸送されました。

猛暑のなかエアコン無しのバスにぎゅうぎゅうに押し込まれ、
再び列車に移動、汗の乾く間もなく、
リンツ駅に降り立ちました。

うかつにも我々は、
リンツからセント・フローリアンへの行き方を事前に調べておらず、

駅員に訊くと
とてもタクシーで行けるような距離ではないという(ドキッ)。

案内所に相談すると、
2時間おき(!)に出ているバスがあり、
幸いにもあと30分で出る便があることを知り、
急ぎバス乗り場へ。

時速100キロ超の猛スピード・バスが
ここだよ、と降ろしてくれた停車場の周りには何もない。

やっと見つけたお店らしき建物も日曜で閉鎖。

完全に衰弱しきった女房をバス停に残して、
私は近くの民家が庭でパーティーをやっているのを見つけ、
そこにちん入して、セント・フローリアン寺院への道を訊く。

それはバス停から400メートルほどの坂道を登った突き当りでした。


一ヶ月の旅の鞄を引きずりながら、
猛暑の中を歩く老夫婦をご想像ください。

これが、ブルックナーに近づくために
音楽の神ミューズが与える試練なのか! 


次回は14日(金)に。

 

 

チャーチ遠景

(上写真:む? あそこまで歩くのか)

ブルックナー】への旅
はじめに。
第1回 無縁だったブルックナー 
第2回  セント・フローリアン修道院ホテル予約
第3回  灼熱のオーストリー
第4回  美しい街と寺院
第5回  修道院の夜
第6回 お墓参り

JUGEMテーマ:音楽

 

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